平成28年度 夏季海外研修の結団式
- この夏休み、「2016 たった一度の夏 ~私から始める~」というスローガンの下、生徒たちは海外研修に臨みます。7/25~8/9のアメリカ研修を皮切りに、タイ研修、カンボジア研修に加えて、今年はフィンランド研修も新たに加わりました。7/16(土)には、参加する生徒と教員による4コース合同の結団式が開催され、各コースの代表生徒が決意表明を行いました。
- 【生徒 決意表明】
- ◆アメリカ サウスキャロライナ州 チャールストン市(平成28年7月25日~8月9日)
- 研修に向けて、ランチタイムに英語で会話をする機会を作り、準備してきた。現地で働く女性とのパネルディスカッションや、アメリカ、ドイツの学生との「女性のグローバルキャリアデザイン」に関する共同研究などを通して将来のキャリアパスを描きたい。(英語)
- ◆フィンランド ヘルシンキ市(平成28年8月22日~8月27日)
- 切れ目のない子育て支援を実現する福祉国家フィンランドの施策を実際に見て学び、世田谷区に子育て実施の改善策を提案したい。私たちが社会に出る時、日本のジェンダーギャップ指数が向上し、真の男女平等社会を実現できるように、私たちから働きかけていきたい。
- ◆カンボジア王国 プノンペン特別市 シェリムアップ州(平成28年8月20日~8月25日)
- カンボジアで活躍する日本人の方々から「リーダーに必要な力」「起業の際に最初に行ったこと」「失敗や成功から得たこと」などについて話を聞き、視野を広げたい。また、将来を力強くたくましく生きるために高校生の今から身に付けておくべき力について考えていきたい。
- ◆タイ王国 チェンライ県(平成28年8月18日~8月24日)
- 研修にあたり、「タイ語教育を受けていない女性たちへのタイ語の普及」など、メンバー全員がそれぞれテーマを設定した。日本で仮説を立て、現地で自分なりの解決策を見出していきたい。先生方や家族への感謝の気持ちを忘れずに実りのある1週間にしたい。
- 【教員より】
- 決意表明を受けて、副校長先生からは「多くの方たちからの支援を受けての研修であるが、国民の皆さまから付託された使命を全うするにはどうすればよいのか?」という問いかけがあり、生徒たちは「研修を通して、高校時代だけでなく人生を通して何ができるかを考えたい」「現地でしか知ることのできないことを学び、社会に出た時に女性のために何ができるかを見据えて研修に臨みたい」「プログラムに身を任せるのではなく、自分で目標をたて積極的に情報を得て研究に取り組みたい」などの決意を力強く語ってくれました。参列の先生方からは、研修に行かせていただく意義を忘れずに、安全に気をつけて元気に行ってくるようエールが送られました。今年の夏はどのような出会いと学びが待っているでしょうか。期待と決意を胸に、生徒たちは研修地へと向かいます。